ムーンライト・リヴァース
「絶対翼君美月のこと好きだって!」

「もうその話は飽きたよ~。私のこと言ったって面白くないって。」

「いや、全然楽しいっ!!」

さっきからこの調子で光は話しっぱなしだった。

本は見つかったが光は少し残念がってた。

「見つかんなかったら翼君から借りれるのに…。」

光は特に翼の彼女、時雨が嫌いだった。

「あの態度がむかつくんだよね~。」

私はあの過去のことが少しずつ蘇ってきた。





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