恋のバロメーター
story 2
……次の日……
「亮平っ…!
おーきーてー!
遅刻だよ、ちーこーく!」
「あ゙ー?」
急に激しく揺さぶられ亮平は不機嫌そうに起きた
「ごめん!
あたし今日寝過ごしちゃって…
だから本当に遅刻しちゃうよ!」
「…別に遅刻ぐらい…」
そう言うと亮平はまた布団に潜り込んでしまった
柚は「こらーっ!」っと叫んで布団を引きはがした
「おい、柚…何すんだ…」
「いいから、早く起きなさい。」
亮平の言葉を遮って柚はそう言い残して部屋を出た
あたしも遅刻するーっ!
柚は準備をしてバタバタと家を出ると亮平が立っていた。