恋のバロメーター



柚が慌てて聞くのでひかるは少し驚いたように答えた



「えーもちろんっ♪
まずそうに食べられるよりそっちの方がこっちまで楽しくなるもーん。」



「そっか!ありがとう!」



その時ちょうどチャイムが鳴ったので柚はそう言って嬉しそうに席に座った



あれは悪い意味じゃなかったんだ♪
今日嬉しいことばっかりー!



ルンルンで授業を受けて昼になった頃ひかるが急にソワソワしだした



「ねぇ…ひかる…?
どーしたの?」



「あっ、昨日はありがとぉー!
それで今日ね…ってか昼休みに…」



「あぁ…メルアド?」



なかなか言わないひかるに柚はしびれを切らして自分から言った



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