恋のバロメーター
「わ、分かってるわよ!」
そんな二人を見ていた海とひかるは顔を見合わせてクスッと笑った
「あっ、あれ乗ろうよ!」
柚が指を指す先にはいかにも激しそうなジェットコースターがあった
「え、柚ちゃん初っ端からあれいきますか?」
「当たり前だよ!
河野くん苦手なの?」
「あー俺はやめとくわ。
ひかるちゃんと一緒に待っとくわ。」
「…えっ?…」
海がひかるを見てウインクしたのでひかるは慌てて言った
「あたしもやめとくーっ
待ってるねぇ!」
「あーそうっ?
じゃあ亮平!行こう!」
「はぁ?なんで俺が…」
「いいから!」