恋のバロメーター



海はそう思い、いい作戦がないか考えていたのだった



だがなかなかいい作戦は浮かばなかった



………………………



数日後



ひかると柚が帰ろうと下駄箱に行くと柚の下駄箱から何かが落ちた



「あれっ…?
ゆずーなんか落ちたよぉ!?」



「えっ?本当だー
なんだろ…」



柚は紙切れを拾って見てみると…



―佐和田さん
話しがあるので明日の昼休み
屋上に来てくれませんか?
        上田―



「ゆ、ゆずっ…これ…
もしかして…告白…!?」



「…まっまさかー
なんか違う用件だよ!うん。」



柚はさっと手紙を制服のポケットに入れた



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