それは、輝く星空のように
「うわぁ、人だらけですねぇ」
「初詣だからな。はぐれるなよ」
「わかってますって」
言いながら、さり気なく、手を握ったりして。
「・・・ま、いいか」
照れくさそうに、握り返してくる。
ぷいと向いた横顔は、少し紅くて・・・。
その姿からは、年相応の少年らしさが感じ取れた。
何でも屋だったり、ヤクザと繋がりがあったりするみたいだけど。
こうしていると、ちょっとだけ大人びているだけの、普通の少年で。
新鮮だった。
いや、考えてみたら、わたしは彼のことを全然知らないのだ。
これから知っていきたいな、と思う。
だって、か、か、彼氏だから。
恥ずっ。
「初詣だからな。はぐれるなよ」
「わかってますって」
言いながら、さり気なく、手を握ったりして。
「・・・ま、いいか」
照れくさそうに、握り返してくる。
ぷいと向いた横顔は、少し紅くて・・・。
その姿からは、年相応の少年らしさが感じ取れた。
何でも屋だったり、ヤクザと繋がりがあったりするみたいだけど。
こうしていると、ちょっとだけ大人びているだけの、普通の少年で。
新鮮だった。
いや、考えてみたら、わたしは彼のことを全然知らないのだ。
これから知っていきたいな、と思う。
だって、か、か、彼氏だから。
恥ずっ。