それは、輝く星空のように

決着

夜になった。


「・・・・・・」


既に日が暮れ、辺りは暗い。


山田は、七尾家の前にいた。


七尾菜月。


控えめな唇。


大きく開いた目。


あんなに可愛い女がこの世にいるなんて、信じられなかった。


下着の匂いを嗅ぐだけで、興奮した。


写真に写る顔を見るだけで、性欲が湧いた。


だが、もう下着や写真だけじゃ物足りない。


――犯してみたい。


山田の歪んだ思考は、暴走していた。


彼女の家の中なら、邪魔も入らない。


山田は、自分のうわさを知っている。


――他校の女子を強姦したことがある。


それは真っ赤な嘘だ。


男同士で女の話題になったとき、虚勢を張っただけだ。


しかし、今日、それは真実になる。


七尾菜月を、自分のモノにしてやる。


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