DEATH LIFE
就職
「じゃあ今から案内しますからちゃんと着いて来て下さーい」
俺の名前は木原 奏(キハラカナデ)。
身長175、体重60キロ。
顔は良くも悪くもなく、いたって普通。
学生時代の成績も中の中、高卒で就職した仕事でも敏腕ではないが窓際でもない。
普通。
特筆する程の特技もなく、平々凡々と二十五年生きて来た。
そんな俺だったが二十六回目の誕生日まで数日を残したある日、冬の雪が降る寒い夜に普通とは掛け離れた体験をした。
俺の名前は木原 奏(キハラカナデ)。
身長175、体重60キロ。
顔は良くも悪くもなく、いたって普通。
学生時代の成績も中の中、高卒で就職した仕事でも敏腕ではないが窓際でもない。
普通。
特筆する程の特技もなく、平々凡々と二十五年生きて来た。
そんな俺だったが二十六回目の誕生日まで数日を残したある日、冬の雪が降る寒い夜に普通とは掛け離れた体験をした。