DEATH LIFE
 「何か言ったぁ?」

 「い、いやっ!何も言ってません!てゆーかちょっと切れてない!?痛い、ほんと!」

 「そう、ならいいんだけどね。口は災いの元だから気をつけてね?」

 開放された俺は首に手をやり、赤い液体を確認した。

 本気だ、危ない……この人危な過ぎる!

 「は、はい!」

 背中を冷たい汗で濡らしながら返事をしてから、俺はアユに促す。

 「は、早く俺のデスサイズ取りに行こうぜ!」
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