DEATH LIFE
 「普通は詳細が記されているはずなんだ――だが、何故か今回は記されていない……上に直接問い合わせたが、規約違反の一点張りで何も話そうとしないんだ」

 「人が一人殺されて……その理由の説明も無い――そんな、そんな馬鹿な話しがあるか!!」

 俺は拳でデスクを力まかせに殴った。デスクの上に置いてあったボールペンが跳ねて床に転がる。

 「……上って何なんだ?あんた大王じゃないのかよ!?何であんたの上がいるんだよ!!」
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