DEATH LIFE
 俺は胸に手を当てデスサイズを抜いた。

 「な、何するつもり!?」

 「あんたが悪いわけじゃないかも知れない、だけど俺はあんたを許せない!」

 言い終えてから俺はクサナギを振り下ろす。

 ギィン!

 鈍い音と共に火花が跳ぶ。

 「まだまだあんたなんかにはやられはしないわよ……」

 ハはいつの間にかデスサイズを手にしていた。

 「クソッ!」

 続けざまにクサナギを振り下ろすがことごとくハに弾かれる。
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