DEATH LIFE
 「ご利用ありがとうございます」

 言いながら深々と頭を下げる。

 「まずはこのシステムに関して説明させていただきます、よろしいですか?」

 「はい、お願いします」

 ありがとうございます、と言ってからオペレーターは説明を始める。

 「私が木原様の担当をさせて頂く『大和 撫子(ヤマトナデシコ)』と申します。よろしくお願いします」

 凄い名前だな……

 「このシステムは『HATM』と言います」
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