DEATH LIFE
 「ふんっ……間違いなく木原様と認識致しました」

 「えぇ!?何?どんな性格になってんの?ねぇ!?」

 「先程も申し上げました通り、木原様にはお伝え出来ません。これ以上のお話しは不快なので説明を終わらせて頂きます」

 再び画面は消えた。

 「ありがた迷惑なシステムだな!!」

 ――ったく……

 俺は悪態つきながら、寝室へ入ると、ダブルベットに突っ伏した。

 今日一日の出来事が頭の中でぐるぐると回る。
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