悲惨なばれんたいん





肩を叩かれたので
振り向くと


いかにも不良の男子生徒が立っていた。





「………………は?」





思わず出てしまった
自分の言葉に
驚き、慌てて目を逸らした



そしてもう一度
その不良を見た。

金髪に首輪的なモノをつけて口ではガムをクチャクチャ音発てて噛んでいる

そして
切れ長の据わった目で
私の方を凝視している

そいつの周りには
仲間らしき奴等が取り巻いている。



…なんだこいつら



と、思った瞬間
イキナリそいつが手を大きく振り上げた。





やべッ、殴られるッ……………………
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