チョコレートな恋人

 「好きだ……透」

彼女に言いたくて

 「息、…かかるから」

彼女は耳まで真っ赤にしていった

だから…

ふぅ~

 「ひゃぁぁぁ!?」

つい意地悪で息を耳に吹き掛ける

 「いじわる……」

と彼女が振り向いた時

 (あぁ…顔真っ赤か…ダコだよ…)

なんて思いつつキスをしてしまった

彼女は顔を真っ赤にしながら笑った

 「やっと…笑った」


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