チョコレートな恋人

 「…うん」
 「…あんまし卑怯な手を使いたくないけどさ、篠原さん俺から逃げるから」
 「あぅ…」
 「後なるべく電話して、その時は名前で呼んで」
 「えっ…名前で?」
 「そう郁、今呼んでみ?」
 「…郁くん…」
 「透」

なんだか彼女になった気分


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