チョコレートな恋人

 「ちょ…なんで学校で…」
 「あっ…ごめんごめん」

そう言うと彼は私の口元に指を伸ばして

 「ご飯粒ついてる、慌てすぎ透」

とご飯粒をとって食べた

 「/////えっ?えっ?」
 「うまいね、じゃっ」

彼は先に屋上からいなくなる

彼の指が触れた頬が熱い


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