死神♥ロマンス
||||?3日前

「はぁ…、人生ってなんでこんなにつまらないんだろう…」

ため息を吐きながら図書館をフラフラしているあたし、新条椿(しんじょう つばき)
しばらくフラフラしてたら、古本棚から古そうな本が落ちてきた。
あたしの悪夢はここから始まった。

本の内容は胡散臭い魔術書
いかにもインチキっぽい本だったけど
あの時のあたしはなぜかその本に興味が湧いた。
ページをめくっていくと
“死神蘇生術”と今にも消えそうな字で書かれていた。
あたしはメモ帳を出して儀式をメモした。

本は落ちてきた本棚に戻して
あたしは逃げるように図書館を去った。
儀式は簡単なものですぐに実践出来るようなモノだった。
偶然か奇遇か今日は丁度満月だった。
儀式にぴったりな日…
あたしは部屋のカギを閉めて儀式を行った。

内容は驚くほど簡単だった
今では記憶がぼやけて儀式の内容は忘れた…

儀式を始めてから20分…
「・・・・・。」
やっぱあり得ないよねぇ…
こんな胡散臭い儀式で死神どころかネズミ一匹呼び出せない…

本当に死神が出てきたら…!?
「そんなワケないじゃん…」
ボソッと呟いた

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