大好きだった
ピッピッ…


シュー…


病室には機会の音しか聞こえない


ばーちゃんを見つめ


もっと会いに来れば良かったとか


ばーちゃんの声が聞きたいとか


自分勝手な考えばかりが頭を過る


ばーちゃんは本当の孫のように私を大事にしてくれた

翔ちゃんよりも私を大事にしてくれた


きっと私の妊娠を知ったら誰よりも喜んでくれたと思う



ばーちゃん…ごめんね


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