大好きだった
2回目 翔ちゃんが名古屋に行ってしまった後


ばーちゃんが熱を出して寝込んだ。


櫂も幸も不安そうにしてて

私が、ご飯を作ってあげても 遊んであげても


なんだか盛り上がらなくて翔ちゃんもいないし…


なんだか悲しくて


翔ちゃんと話してる時


泣いてしまった…。



「舞花、ごめんな側にいてやれなくて」


「ううん、私が勝手に泣いてるの、翔ちゃんが悪いんじゃないの……ウゥッ…」

自分でも分からないけど涙が出て止まらなかった。


「翔ちゃん、会いたいよ」

「うん…俺も…」


「翔ちゃ…ん」


私が泣き終わるまで、翔ちゃんは、電話を切らないで待ってくれてた。


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