大好きだった
「ばーちゃん…早く良くなって、また一緒にご飯作ろ」


ばーちゃんの気持ちが嬉しくて…涙が出そうだった。

ばーちゃんが「疲れた」て言ったから病室まで戻ると

マコトくんが、待ってた


「マコどうした?」


驚いた顔で翔ちゃんは、マコトくんを見てた。


「いや……」


「なんだよ、みんなは?帰ったのか?」


「あぁ…ちょっと翔借りていい?」


申し訳なさそうに、私を見たマコトくんに違和感を感じた


「うん…どうせ私も打ち上げだし、もうすぐ帰るから、いいけど…何かあった?」

「何もない、ただ翔に話があって、下に啓太も松もいるから」


早口で言葉を並べるマコトくんを「変な奴」と翔ちゃんは笑って、マコトくんと2人で先に病院を出て行った。

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