大好きだった
ファミレスに移動をして


私の隣は美波で前は、翔ちゃん


「何でも食え~早く背が伸びるといいな」


翔ちゃんは、意地悪そうに言った。


「もう伸びません」


口を尖らせた私にメニューを差し出した。


食べてる時もマコト君のワンマントークで、翔ちゃんは時々 相槌をうったり笑ったり、口数は少なかった。

「神田さんは、彼女とかいないんですか?」

美波が翔ちゃんに質問した

翔ちゃんは、食べてた箸を止めて


「いたらココにいないだろ?」


また黙々と、ご飯を食べた。

美波も


「ですよねー」


喜んでるみたいだった。
< 8 / 154 >

この作品をシェア

pagetop