大好きだった
告白
ご飯を食べて、カラオケに移動した。


翔ちゃんは、カラオケに行くのを嫌がってたけど


マコト君と私が「行きたい」とゴネたから渋々ついてきた感じになった。


「神田さんは、歌わないんですか?」


美波が翔ちゃんに聞いた


「歌わねぇ」


そっけなく答えて歌詞のモニターに目を向けた。


「神田さん店でも歌わないですよね?」


「嫌いだから…聞くのは好きだから、気にしなくていいよ」


翔ちゃんは、少しはにかんだ。


「でわでわ」

とマコト君が唄いだした

翔ちゃんはホントに聞くのが好きみたいで、楽しそうだった。


美波は翔ちゃんの隣をキープしてて


終始ご機嫌て感じで


途中トイレに行くと


「なーんか神田さん、私に冷たいよね?」

と不満を漏らしてた。


「そう?」


「そうだよ~舞花には笑顔で答えるのにさ~私には一言で答える感じで…話し続かないし」


「そうかな?」


気にも止めずき部屋へ戻った。
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