恋してますか?


あいつは、座って愛がいっぱいのトリュフを袋から出していた。


「…カタチ、わりぃな…」


そう言って、口に頬張った。







「悪かったわね、汚くて!!」



私の登場にあいつがたじろいだ。


「お、お、お前、いつから…」


「ずーっと、ずーっとあんたが来る前からいました~」


そう言って私は、にやついた。



「まじかよ~」

あいつは少し顔を赤らめて言った。





「ね?あれ、ほんと?」

私は、照れながら言った。



「は?何が?」


「とぼけないでよっ!」






「あ~…す…なんとかってやつ?」



私は少し可愛くコクリと頷いた。




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