まじ恋のお薬を


「あ、美佳!ちょっと遅い~つか何その格好!」


あたしを電話で呼び出しやがった真夏は、大樹の病室の前で仁王立ちしていた。


「あたしを見るなり文句言わないでよ!こっちはわざわざ来てやったのに!」

「はあ!?あんたの彼氏なんだから当たり前だろーが!」


あたしを睨む真夏を、あたしも負けじと強気で睨む。


真夏も美人だが派手系の美人姉さん。

< 3 / 17 >

この作品をシェア

pagetop