『鏡の中のマリア』
暁生が急に私の手を掴み、
ベットに押し倒されていた。

暁生は私の腰を跨ぎ、
動けないようにする。

『イヤッ!!やめて・・・、

・・・SEXしたらいいの?
本当にそれだけなの?』


私の目から大粒の涙がこぼれる。


「それ以外に何あんの?
好き好んでお前みたいな
わがまま女に、つきあう
と思ってたの?

いいよ。
抵抗して、その方が
興奮するから(笑)」

暁生は冷ややかに笑っていた。


(暁生・・・)



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