『鏡の中のマリア』
『これで満足?これでお父さんの
仕返ししたつもりにでもなった?
もういいでしょ。
お母さんはもう何も聞こえない。

あんたのお母さんと一緒なの。』


暁生は一瞬キュッと唇を噛み、
私をキッと睨んで

「つきあってらんねぇ。」

と言い、出ていった。


(ゴメンね。暁生・・・)


私は、壊れた母親を抱きしめ
声をあげて泣いた。。。
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