『鏡の中のマリア』
私はやっぱり
麻莉乃なんじゃ?
って思うくらい、

心臓がバクバクしていて・・・

暁生が私に触れようと
した時に

『ヒャ!』
とか変な声を
だしてしまった。

『ちがうちがう!
今のなし!
ちがうの・・・。
何か緊張しちゃって!
それであの・・・。』


暁生はニッコリ笑って

「俺も一緒(笑)」

暁生が私の手を取り
自分の心臓にあてる。


ドッ・ドッ・ドッ――
(えっ?!)

すごい速さで動いてた。


< 152 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop