『鏡の中のマリア』
『あんたバカじゃないの?(笑)
 変だよそれ。』

「そんなとこ好きでしょ?(笑)」
暁生が動きを止めた。

『何言ってんの?』

「俺待ってたんだけど。」

『ハァ?!彼女いるくせに
 何言ってんの?』

「だってつきあって、
 って言われたから。」


私はカバンを取り、
廊下にでる。

暁生が後からついて来る。

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