『鏡の中のマリア』
その時彼の後ろの方から
声がした・・・


「大丈夫?!麻莉乃!!」
駆け寄る彼女の
聞きなれたその声に

安心した私の心臓は、
ゆっくりと速度をおとす。
トク・トック・トック・トックン・トックン・・・


「ハァ・・・平気。
大丈夫だよ。。。マリア。」




もう1人の私。





双子の姉・・・麻莉亜(マリア)






トントン--・・・

ノックの音に現実に引き戻される。
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