『鏡の中のマリア』
感覚
体育館の中は熱気と
汗の臭いが充満していて
気分が悪くなった。
そのうえ歓声が耳に響きとてもいれたもんじゃない。
早速後悔した私は
自分のクラスの応援してる後ろの方で体育館の壁に背中をつけ
膝を抱えて座り込んだ。
(最悪・・・)
今後のことを
ボンヤリ考えてると
「きゃぁぁぁ~~~!!」
突然の黄色い声援に
(耳がぁぁぁ!!)
その彼女の視線の先に
あのお調子もんがいた。多分派手なシュートでも決めたのだろう・・・
変な小躍りをしている。
しばらく試合を見ていると、あることに気づいた。
暁生はバスケがうまいということと・・・
(私は暁生のせいで女子に
意味もなく
嫌われてるのでは?
会話もしてないのに
性格悪いって・・・?)
という疑問が生まれた。
ピッピィ―――――
試合終了の笛がなり、
暁生が私の横にドサッと
座ってきた。
「あちぃ~~!!」
と上のTシャツをパタパタさせている。
『あんたベタベタする。ちょっと離れて。』
と触れた腕を離すと
「お前もっとないの?!おめでとうとか、
かっこよかったよ~とかお疲れ様ぁ~とかさっ。」
『勝ったんだっ。』
「ハァ~~~」
ため息つく暁生に
『もう帰っていいんだよね?』立ち上がろうとすると
「次、女子の試合だよ。」
汗の臭いが充満していて
気分が悪くなった。
そのうえ歓声が耳に響きとてもいれたもんじゃない。
早速後悔した私は
自分のクラスの応援してる後ろの方で体育館の壁に背中をつけ
膝を抱えて座り込んだ。
(最悪・・・)
今後のことを
ボンヤリ考えてると
「きゃぁぁぁ~~~!!」
突然の黄色い声援に
(耳がぁぁぁ!!)
その彼女の視線の先に
あのお調子もんがいた。多分派手なシュートでも決めたのだろう・・・
変な小躍りをしている。
しばらく試合を見ていると、あることに気づいた。
暁生はバスケがうまいということと・・・
(私は暁生のせいで女子に
意味もなく
嫌われてるのでは?
会話もしてないのに
性格悪いって・・・?)
という疑問が生まれた。
ピッピィ―――――
試合終了の笛がなり、
暁生が私の横にドサッと
座ってきた。
「あちぃ~~!!」
と上のTシャツをパタパタさせている。
『あんたベタベタする。ちょっと離れて。』
と触れた腕を離すと
「お前もっとないの?!おめでとうとか、
かっこよかったよ~とかお疲れ様ぁ~とかさっ。」
『勝ったんだっ。』
「ハァ~~~」
ため息つく暁生に
『もう帰っていいんだよね?』立ち上がろうとすると
「次、女子の試合だよ。」