machine
「cancellation」
俺は、アタッシュケースを左手に、右手に黒いバックを抱え、医療センターを後にした。
先ほどのバス停まで戻る途中携帯が鳴る。
「はい。」
「いかがでしたか?」
「受け取ったよ。こんなものどうするつもりだ。」
「さあ、それは私の勝手じゃないですか。どうしようと。」
「お前は、何人の人間を使えば気が済むんだ!まだ他にもいるんだろう!お前の人形になってる人が!

「それは、あなたには関係ないでしょう?そんな大きな口を叩いてもいいんですかね?あなた。。死にますよ。」
「俺が死んだら、これはどうするんだよ。一緒に吹っ飛ぶぞ。」
「ふふふ。。それは、世の中に一つだけじゃないじゃないですか。今の世の中、そんな物はゴロゴロありますからね。」
今、ここで奴を挑発するのはまずい。
「そうだな。。わかったよ。で、次はどうすればいいんだ?」
「物わかりがいいですね。素晴らしいです。それでは、また渋谷に戻っていただきますね。渋谷でまたご連絡いたします。」
「わかった。」
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