machine
「change」
「カチ。」
俺は自分の部屋に戻り、パソコンを起動した。

あの地下鉄爆破事件は、あの男が持っていた爆破物が誤爆という事件でかたずけられた。
しかし、あの男の言った、いや、言いかけた言葉。。。

「あ。。。これを。。。。頼む。。。。。みつ。。。。」

みつ。。。とは?あの男は何を言いたかったのだろう。
そして、あの死に際に私に託した、このメモリーカード。
俺は、カードリーダーに恐る恐るメモリーカードを差し込んだ。

画面上にアイコンが出た。
少し迷ったが、息をのんでクリックした。
ウインドウが開き、中に一つのhtmlファイル。

「mitsuko.html」
みつこ。。。。。。。。
みつ。。。。みつこ。。。。。
「みつこ」の「みつ」。。。。
さらにファイルをクリック。
ブラウザが起動する。

真っ黒いページに「ようこそ」の白い文字。
「ようこそ」をクリック。

そのとき。。。ブラウザの真ん中に渦巻き状の穴が。。
「しまった!!クラックウイルス!!!」
もう、何をどうこうしても、何にも反応しない。
「しまった。。。うかつだった。。。。」
俺のPCもここまでか。。。と思ったその時。
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