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俺達は一礼をして、後にした。
今来た道を俺達は無言で歩いていた。

「どう思う?」ミツヒコが口を開いた。
「うん。。多分お前の思ってる通りだと思う。」
「行ってみる?」
「。。。」
「行ってみないとわからないじゃない!例えそうでも、そうじゃなくても。。。私は、マコトさんじゃないって思いたい。。だって。。そんな人じゃない気がするの。確かめてみたいの。」
「そうだな。俺もマコトさんではない気がする。」


俺達は、おばさんの言っていた裏山の入り口の小さな家に向かった。
「ここか。。」
古ぼけた、物置のような小さな家だった。

トントン。ノックをしてみた。返事がない。
トントン。
「いないのかな。。」
ドアノブを回してみた。
「開いてる。。。。」
「ごめんください。。。」
ゆっくりとドアを開けた。
小さな窓から入る太陽の光が、薄暗い室内を照らしていた。

「これは。。。」
俺達にとって最悪な光景が目に飛び込んで来た。
床にそのまま置かれた何台ものパソコン。
何台ものモニターが光っていた。
ここの外の景色と空気と、この家の外と中のギャップに呆然と立ちつくした。

「お前達何してんだ!」

ギクっとして振り返ると、そこには車いすに乗った少年の姿があった。。
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