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「alive」
「もう、よしなさい。」
「母さん。。。」
「マコト。。あなたがしていたこと、あなたが考えてた事、お母さんは知っていましたよ。
皆さん、本当にごめんなさい。
でも私にはマコトを止める事が出来なかった。マコトの気持ちもよくわかった。
私が10年前にお父さんを亡くした時にも今のマコトと同じ思いをしたからね。
ミツコが亡くなった時も、私だって現実を受け入れるのに時間がかかった。
でもね、マコト。
お父さんもミツコも何も望んでないのよ。悲しんでくれなんて思ってないのよ。
あなたがしてきた事はただの罪なのよ。

あなた達がマコトを探しにきたという事はわかってました。
最初に村役場の近くであなた達を見たとき、そう感じました。
この村に見ず知らずの若者が来る事はそうないですからね。
いつかこうなるとは思ってました。
だから、私は林の大杉で待っていたんです。
お話をして、あなた達ならマコトをなんとかしてくれる。。そう思ったんです。
だからさりげなくこの場所を教えました。
本当にすみませんでした。。マコトのしたことは許されることではありません。どうぞ、警察。。。」

「おばさん。ミツコちゃんのお墓はどこにあるんですか?」
俺は、おばさんの話を遮った。

「え?。。はい。この裏山を登った所にありますよ。」
「マコトくん、ミツコちゃんのお墓に行かないか?」
「え?」
「おばさん、私達も一緒に行ってもいいですか?
マコトくん、いい?」
マコトは泣きながら、目を合わせ、黙ってうなずいた。
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