machine
一枚のページが立ち上がった。
真っ黒いページの上から、白い文字が現れた。

「びっくりしましたか?クラックだと思いましたよね?
あなたが、次のランナーに選ばれたのですね。
よろしくお願いします。」

この文字の出方。どうやらリアルタイムに打ち込んでるようだ。
直接俺のパソコンに接続しているらしい。
さっきのクラックのような反応は、ハッキングされているんだと気がついた。

「しかし、前を走っていたランナーが目的を果たせかったんです。
ですから、処刑してあげました。全く使えない奴でしたよ。
ですから、あなたには二人分の仕事をしてもらわないといけなくなりました。
あなたの事はもうすでになんでも知っていますよ。
困った事になった。。。って思ってますよね?ふふふ。。。。
あなたは選ばれたのですから。
とりあえず、また明日にでもご連絡さしあげますね。
逃げようなんて決して思わないでくださいね。
私はなんでも知ってるんですから。」

と、その時、俺の携帯が鳴った。
「非通知設定」

「今、携帯に電話してみました。
明日またかけますね。今夜はゆっくりと寝て下さい。
しばらくは寝れないと思いますから。
それと、ご飯も食べておいた方がいいと思いますよ。
体壊しますからね。
それでは明日。」

ブラウザが勝手に閉じた。

俺はとんでもない事に巻き込まれたらしい。
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