machine
「bomb」
「防衛庁って。。。どうゆうことだ?」
「わからない。。でも、あまりにも簡単だったんだ。もしかしたら、これもトラップなのかもしれない。
もう少し調べてみるよ。しかし、これが本物だとしたら、本当にやっかいだぜ。
お前も気をつけた方がいい。それで連絡はあったのか?」
「ああ。東京医療センターへ迎えと。」
「医療センター?」
「何をしに行くのかはまだ分からない。だが行ってみるよ。」
「そうか。俺ももう少し追いかけてみる。気をつけろよ。」
「わかった。また連絡する。」

俺はバスに乗った。
防衛庁、医療センター、いったい奴の目的は何なんだ?
俺に何をさせようとしているんだ?
そして、「ミツコ」。ミツコっていったいなんだ?
バスの外を歩く人達。
平和な風景。
いつもの日常のはずなのに、俺は黒い爆弾を抱え、監視され、えたいの知れない化け物に付きまとわれる。
いったいどうゆう事だ?考えれば、考える程、いら立ってくる。
しかし、このバック。。中には爆発物。。
俺は、ゆっくりと、バックのチャックに手をかけた。
ジッパーをゆっくりと開く。
「なるほど。。」
中身はテレビでよく見るような爆弾だった。
配線が張り巡らされ、小さなタンクのような物が二つ。
普通と違うのは、中がアルミのような物で覆われている事、そして、コンピューターのマザーボードのような物が張り付いている。
「これが。指紋センサーか。」
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