本当の...
泣きたくないのに涙があふれる。
「ごめんね。拓人は悪くないよ...
ほんとごめんね。
あと翔も悪くないから
怒らないであげて?
あたしが翔に拓人のこと話したから
いけなかったの。ごめん。
あたしさ、拓人にめっちゃ未練あって
それで色々翔が話聞いてくれてたの。
でも今はもう何とも思ってないから
大丈夫だからね!!
友達でいようね!!
ほんとごめん。ぢゃあね!!」
一方的にそう言い残し走った
走って走って学校を出て
近くの公園で泣いた。