三度、死体は笑う


走馬灯。
その言葉を思い出しながら、俺の意識は瑠璃子の放つ淡い光に揺らめいて、包まれて消えていった。




きっと俺はいま、瑠璃子のおかげで最期の微笑みを浮かべているだろうと感じながら……



< 79 / 84 >

この作品をシェア

pagetop