迷子のコイ
「ひどい・・・カオ・・・」
鏡に映ったあたしのカオは
パンパンにむくんでいた。
白目の部分は充血して
カオには
涙の筋がいっぱいついていた。
ほっぺも鼻も赤くなってて
・・・まるで酔っ払いみたい。
( ・・・どうしよう・・・ )
・・・すこしだけ、迷ったけど
手洗い場の蛇口を全開にひらいて
あたしはそこで
パシャパシャと
カオを洗いはじめた。
( ・・・キモチ イー・・・ )
『トイレの手洗い場』っていうのが
気になったけど
それでもほてったカオに
その水は、とても気持ちがよかった。
その水の冷たさに
あたしは
やっと少し、
冷静さが取り戻したように感じた。
「よしっ!!」
パン パンッ と
あたしは自分の顔を両手で叩いて
ナギの待つ場所へとむかう。
「アイリ!」
あたしを見つけたナギは、
笑顔であたしを待っていてくれて、
まるで
何もなかったかのように
話しかけくれるナギに
あたしは感謝のキモチでいっぱいで
ムネが、痛かった・・・。
鏡に映ったあたしのカオは
パンパンにむくんでいた。
白目の部分は充血して
カオには
涙の筋がいっぱいついていた。
ほっぺも鼻も赤くなってて
・・・まるで酔っ払いみたい。
( ・・・どうしよう・・・ )
・・・すこしだけ、迷ったけど
手洗い場の蛇口を全開にひらいて
あたしはそこで
パシャパシャと
カオを洗いはじめた。
( ・・・キモチ イー・・・ )
『トイレの手洗い場』っていうのが
気になったけど
それでもほてったカオに
その水は、とても気持ちがよかった。
その水の冷たさに
あたしは
やっと少し、
冷静さが取り戻したように感じた。
「よしっ!!」
パン パンッ と
あたしは自分の顔を両手で叩いて
ナギの待つ場所へとむかう。
「アイリ!」
あたしを見つけたナギは、
笑顔であたしを待っていてくれて、
まるで
何もなかったかのように
話しかけくれるナギに
あたしは感謝のキモチでいっぱいで
ムネが、痛かった・・・。