迷子のコイ
「アンタ最近、お弁当も残してたでしょ。
せめてそれくらいは
全部たべないと・・・」
「・・・うん。
・・・ごめん、ね」
ナギにもう1度謝りながら
あたしはナギに並んであるきはじめた。
---------ナギが、
あたしが『痩せたこと』を
こんなにも『怒る』理由は
ちゃんとあった。
中学3年の夏に
あたしが『節食障害』を
起こしたことがあるせいだ。
『摂食障害』
あたしの場合、それは
『拒食症』だと、診断された。
ナギはそんなあたしの一部始終を
すべて見て、知っていた。
だから良くなった今でも
あたしが痩せ始めると
過剰に心配をしてくれるんだ。
せめてそれくらいは
全部たべないと・・・」
「・・・うん。
・・・ごめん、ね」
ナギにもう1度謝りながら
あたしはナギに並んであるきはじめた。
---------ナギが、
あたしが『痩せたこと』を
こんなにも『怒る』理由は
ちゃんとあった。
中学3年の夏に
あたしが『節食障害』を
起こしたことがあるせいだ。
『摂食障害』
あたしの場合、それは
『拒食症』だと、診断された。
ナギはそんなあたしの一部始終を
すべて見て、知っていた。
だから良くなった今でも
あたしが痩せ始めると
過剰に心配をしてくれるんだ。