迷子のコイ
「こんなに熱があったら
だいぶつらかったでしょうに・・・。
多分、朝から熱があったはずよ」
保健の先生はあたし達に言った。
「とりあえず、
おうちの方に迎えにきてもらわなきゃね。
あなた達、連絡先はわかる?」
あたしはすぐに
覚えてるナギの家の番号を先生に教えた。
先生はすぐにその番号へ電話をかけた。
電話には、ナギのお母さんがでたみたいだった。
「・・・はい。はい。
それではお願いします」
そう言って受話器を置いた先生は
ナギのそばにいたあたし達に視線をうつした。
「お母さまが迎えに来てくださるそうだから、
あなた達はもういいわよ。
まだ授業中でしょ」
「・・・先生・・・
あの、迎えがくるまで
そばにいちゃダメですか?」
あたしが聞いたその言葉に
先生は一瞬、迷ってたようだったけど
すぐに言ってくれた。
「・・・いいわ。
だけど、静かにね」
だいぶつらかったでしょうに・・・。
多分、朝から熱があったはずよ」
保健の先生はあたし達に言った。
「とりあえず、
おうちの方に迎えにきてもらわなきゃね。
あなた達、連絡先はわかる?」
あたしはすぐに
覚えてるナギの家の番号を先生に教えた。
先生はすぐにその番号へ電話をかけた。
電話には、ナギのお母さんがでたみたいだった。
「・・・はい。はい。
それではお願いします」
そう言って受話器を置いた先生は
ナギのそばにいたあたし達に視線をうつした。
「お母さまが迎えに来てくださるそうだから、
あなた達はもういいわよ。
まだ授業中でしょ」
「・・・先生・・・
あの、迎えがくるまで
そばにいちゃダメですか?」
あたしが聞いたその言葉に
先生は一瞬、迷ってたようだったけど
すぐに言ってくれた。
「・・・いいわ。
だけど、静かにね」