彼のとなり、彼女のとなり
健吾は先生達の前にスッと立った。


「改めて挨拶します。ミキと正式に付き合うことになりました山川 健吾です。よろしくお願いします。」


軽く頭を下げた。


「……」


先生は黙って私達を見てるだけで、


何故か私は千里さんに目が行ってた。


だって明らかに千里さんの様子が変だから…


なんだろう、女の勘ってヤツ?


健吾を見て様子が変わった千里さんから目が離せなかった。
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