恋人…?
まさか、未だに先輩とは…。
ふぅ。
本物の先輩の前で、そんな呼び方をされたら、たまったもんじゃない。
まぁ、そんなふうになるような時がまずない…と思う。
でも、接し方は前と変わらないから良しとしよう。
……と思ったが。
授業中―――
葵:「先輩先輩。」
斜め後ろから、葵葉に声をかけられた。
恵:「んぁ?なに」
葵:「今何ページですか?」
…ん?
なんかおかしくなかったか?
敬語……だったよな?
恵:「あぁ、○ページだよ」
葵:「あざーす!」
あざーす…って。
“ありがとうございます”ってゆう意味…だよね?
……ふおぉぉぉっ?
待て!
敬語はないだろ、敬語は!
1人で悶々している間に授業は終わった。
ふぅ。
本物の先輩の前で、そんな呼び方をされたら、たまったもんじゃない。
まぁ、そんなふうになるような時がまずない…と思う。
でも、接し方は前と変わらないから良しとしよう。
……と思ったが。
授業中―――
葵:「先輩先輩。」
斜め後ろから、葵葉に声をかけられた。
恵:「んぁ?なに」
葵:「今何ページですか?」
…ん?
なんかおかしくなかったか?
敬語……だったよな?
恵:「あぁ、○ページだよ」
葵:「あざーす!」
あざーす…って。
“ありがとうございます”ってゆう意味…だよね?
……ふおぉぉぉっ?
待て!
敬語はないだろ、敬語は!
1人で悶々している間に授業は終わった。