“逆”チョコレート大作戦!!
「燗って…シブいっすねぇ。さっすが工藤サン!!燗って、どうも俺苦手なんっすよねぇ。自分、猫舌なんで…」
「アホ。燗は“人肌”だ。猫舌って…どんだけ熱いんだよ!!」
人肌…
菜々美…
「せんぱぁい~」
“人肌”と聞いて、急に温もりが恋しくなった俺は甘えた声を出しながら工藤サンにくっついた。
「はぁ?…っか、くっつくな!!ウゼェ!!」
「うぅ…ヒドいっ!!」
無理やり剥がされた俺は、頬を膨らませながら工藤サンを睨みつけた。
「工藤サンだって“人肌”呑むくらいだから“人肌”が恋しいんでしょ?寂しいモノ同士、温め合いましょうよぅ~!!」
「は?」
絶対そうに決まってるっ!!
こんなとこでこんな時間…
はい。ただ今の時刻、PM11時55分…
まで呑んでるってことは、
間違いなく、
工藤サン…
「奥さんと上手くいってませんね?」
「はぁ?」
俺は得意げに笑いながら工藤サンを指差した。
「アホ。燗は“人肌”だ。猫舌って…どんだけ熱いんだよ!!」
人肌…
菜々美…
「せんぱぁい~」
“人肌”と聞いて、急に温もりが恋しくなった俺は甘えた声を出しながら工藤サンにくっついた。
「はぁ?…っか、くっつくな!!ウゼェ!!」
「うぅ…ヒドいっ!!」
無理やり剥がされた俺は、頬を膨らませながら工藤サンを睨みつけた。
「工藤サンだって“人肌”呑むくらいだから“人肌”が恋しいんでしょ?寂しいモノ同士、温め合いましょうよぅ~!!」
「は?」
絶対そうに決まってるっ!!
こんなとこでこんな時間…
はい。ただ今の時刻、PM11時55分…
まで呑んでるってことは、
間違いなく、
工藤サン…
「奥さんと上手くいってませんね?」
「はぁ?」
俺は得意げに笑いながら工藤サンを指差した。