“逆”チョコレート大作戦!!
「工藤サン…そんなに俺がキライっすか?」
「は?」
「俺より“酒”のが大事なんっすか?」
「は?」
「俺…真剣に悩んでんのに。もーいいです。俺、今日は呑んで酔って潰れます。」
半ばヤケになった俺は、先ほど頼んだ焼酎をグイッと一気に飲み干した。
「あ~ウマっ!!おかわり!!」
そして勢いよく、オヤっさんにグラスを差し出した。
「ニーチャン…もうやめときな。」
「そうだぞ。明日、いくら仕事が休みだからって…」
「いいんですっ!!誰も俺の気持ちなんか分かるもんか…幸せいっぱいの人達には…」
幸せな人たち…
工藤サンとオヤっさんなんか…
キライだ。
完全イジケモードの俺は残ってた牛すじ煮込みをつまみながら鼻を啜った。
「はぁ…オヤっさん、どうしよ?」
呆れたようにオヤっさんに相談する工藤サン。
俺は工藤サンをチラッと見た後、淡い期待を抱きながらジーッとオヤっさんを見た。
「…。」
ダメだ…
やっぱ俺はフラしか…
「ニーチャン…」
全てを諦めかけたその時、突然、口を開いたオヤっさん。
「はひっ!!…っごほ…っほ…」
あまりに突然のことにビビった俺は頬張っていた牛すじを喉に詰まらせかけてしまった…。
「は?」
「俺より“酒”のが大事なんっすか?」
「は?」
「俺…真剣に悩んでんのに。もーいいです。俺、今日は呑んで酔って潰れます。」
半ばヤケになった俺は、先ほど頼んだ焼酎をグイッと一気に飲み干した。
「あ~ウマっ!!おかわり!!」
そして勢いよく、オヤっさんにグラスを差し出した。
「ニーチャン…もうやめときな。」
「そうだぞ。明日、いくら仕事が休みだからって…」
「いいんですっ!!誰も俺の気持ちなんか分かるもんか…幸せいっぱいの人達には…」
幸せな人たち…
工藤サンとオヤっさんなんか…
キライだ。
完全イジケモードの俺は残ってた牛すじ煮込みをつまみながら鼻を啜った。
「はぁ…オヤっさん、どうしよ?」
呆れたようにオヤっさんに相談する工藤サン。
俺は工藤サンをチラッと見た後、淡い期待を抱きながらジーッとオヤっさんを見た。
「…。」
ダメだ…
やっぱ俺はフラしか…
「ニーチャン…」
全てを諦めかけたその時、突然、口を開いたオヤっさん。
「はひっ!!…っごほ…っほ…」
あまりに突然のことにビビった俺は頬張っていた牛すじを喉に詰まらせかけてしまった…。