“逆”チョコレート大作戦!!
テレフォンタイム
ただ今の時刻、PM11時33分。
1度目の失敗で少しだけ要領をつかんだ俺は、2度目、3度目と1度目ほど時間はかからずに生地までは完成させることが出来るようになった。
がっ、
「マズっ…」
やっぱり失敗。
また黒星かよ…
俺はテーブルに両手をつくとはぁ…っと大きなため息をついた。
「俺…才能ないのかなぁ…っていうか本の通りに作ってんのに…」
俺は借り物の本をキッっと睨みつけた。
「なんで出来ねぇんだよっ!!っていうか全然カンタンじゃねぇし。奥サンのウソツキっ!!」
そうだよっ!!
この本…
全然ダメじゃん!!
工藤サンに文句つけてやるっ!!
怒りの矛先が、なぜか本から工藤サンへと向いた俺は、ベッドに投げていたケータイを掴むと時間も気にすることなく電話をかけ始めた。
1度目の失敗で少しだけ要領をつかんだ俺は、2度目、3度目と1度目ほど時間はかからずに生地までは完成させることが出来るようになった。
がっ、
「マズっ…」
やっぱり失敗。
また黒星かよ…
俺はテーブルに両手をつくとはぁ…っと大きなため息をついた。
「俺…才能ないのかなぁ…っていうか本の通りに作ってんのに…」
俺は借り物の本をキッっと睨みつけた。
「なんで出来ねぇんだよっ!!っていうか全然カンタンじゃねぇし。奥サンのウソツキっ!!」
そうだよっ!!
この本…
全然ダメじゃん!!
工藤サンに文句つけてやるっ!!
怒りの矛先が、なぜか本から工藤サンへと向いた俺は、ベッドに投げていたケータイを掴むと時間も気にすることなく電話をかけ始めた。