“逆”チョコレート大作戦!!
「っ~って、あっ…」
「バカ…。」
目の前には涙目になりながら頬を真っ赤に染める菜々美のドアップ。
「菜々…美?」
「バカ…」
なに?
俺…
なんかマズいこと言っちゃった?
俺はそんな菜々美を見つめながら口元を引きつらせた。
「バカ…」
これは…
やっぱ…
「怒った?」
俺は俯く菜々美の顔を覗き込みながら、俺の頬に触れる手をギュッと強く握りしめた。
すると、
「怒るよ…」
やっぱり…
俺はボソッと呟いた菜々美を見つめながらガクっと肩を落とした。
俺ってば…
またやっちゃった…
また菜々美怒らしちゃった…
はぁ…
ヤベェよ。
今度こそフラれ…
って、
ダメだっ!ダメだっ!!
俺はブンブンと首を振った。
諦めるのはまだ早い。
俺にはまだ“アレ”が…
まだ“秘密兵器”が残ってんだ…
そしてチラッと紙袋を見ると、
よしっ!!
いくなら今だぁ!!
「菜々美。あの…」
俺は紙袋に手を伸ばした。
「バカ…。」
目の前には涙目になりながら頬を真っ赤に染める菜々美のドアップ。
「菜々…美?」
「バカ…」
なに?
俺…
なんかマズいこと言っちゃった?
俺はそんな菜々美を見つめながら口元を引きつらせた。
「バカ…」
これは…
やっぱ…
「怒った?」
俺は俯く菜々美の顔を覗き込みながら、俺の頬に触れる手をギュッと強く握りしめた。
すると、
「怒るよ…」
やっぱり…
俺はボソッと呟いた菜々美を見つめながらガクっと肩を落とした。
俺ってば…
またやっちゃった…
また菜々美怒らしちゃった…
はぁ…
ヤベェよ。
今度こそフラれ…
って、
ダメだっ!ダメだっ!!
俺はブンブンと首を振った。
諦めるのはまだ早い。
俺にはまだ“アレ”が…
まだ“秘密兵器”が残ってんだ…
そしてチラッと紙袋を見ると、
よしっ!!
いくなら今だぁ!!
「菜々美。あの…」
俺は紙袋に手を伸ばした。