【短】シャープペンシル〜君と始まった日〜
まさか南高の生徒からもらえるとは…。
しかもあの島田さんから。
あまり喋った記憶もないんだけど…。
「せーんせっ!やるね〜!」
「み、見てたんですか!?」
準備室に入ると、大道先生がにやにやしながら話しかけてきた。
「あの子、確か6組の島田でしょ?大人しそうに見えて、大胆だね。いいんじゃない?可愛いし?」
「止めて下さいよ。大道先生が言うと冗談に聞こえないですから。」
「おい、それはどういう意味かな?」
生徒なんてあり得ない。
別にそういう関係を否定するつもりはない。
中には卒業してから付き合う教師と生徒もいるし、それはそれでいいと思う。
だけど、俺には考えられないだけ。
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