キミだけ。
なんでこんな目に!
なんでこんな面倒臭いことやんなきゃいけないの!
うぅ…うぅ…
うなだるたあたしを無視するかのように、コバセンは話を進める。
「男子は…いないか。なら、アミダだ!」
男子達はぶーぶー文句言いながら、前へいった。
「さて、誰が当たりかな~?
………三堂!当たりはお前だ!」
えっ?
今、「三堂」っていった?
「三堂、よろしくな!」
「はい」
嫌だとかいわず、ただ冷静に返事していた三堂くん。